子育て支援を必要とする家庭の困難を軽減します。

ご予約・お問い合わせ 098-938-9244

子育て支援 てぃーだ基金

沖縄の児童福祉向上及び労働者の福祉に資することを目的とする

子育て支援「てぃーだ基金」って・・・?

当NPOの社会貢献事業の一つ。
サポート券を15~20枚発行し有償の相互援助活動補助の仕組みである。

活動の流れ

ファミリーサポート 活動流れ

目的

ファミリーサポートセンター事業利用者が有償の子育て支援を受けやすい環境をつくり、沖縄の児童福祉および労働者福祉の向上に資することを目的とする。

趣旨

(1)子育て支援基金「てぃ~だチケット券」(様式1)交付についての必要事項を定めるものとする。
(2)必要事項を定めて、経済的困難者の子育てを支援する。

交付対象

交付金を受けることができる者は、子育て支援が必要であり、定められた団体(沖縄県ファミリーサポート連絡協議会加盟団体)から推薦を受けたものとする。

交付申請

子育て支援基金を受けようとするものは、所定の申請書(様式2)に必要事項を記入し推薦団体経由で、てぃーだ基金運営委員会(事務局)へ提出するものとする。

交付決定・通知

交付申請があったものについて、てぃーだ基金運営委員会にはかり、交付を決定する。交付決定したときは、推薦団体を経由して申請者へ通知し、チケット発行を行う。

交付額及び条件

  1. (1)交付額は1時間600円を基準とし、子ども1名養育者15枚、子ども2名以上の養育者には20枚の「サポート券」を発行する。
    ただし、運営委員長が特に必要と認めたときは、限度額を超えて再度交付することができる。
  2. (2)サポート後、子育て支援者が「サポート券」を受け取り、1ヶ月以内に基金運営委員会へ届け、受領書(様式3)にサイン後現金受領をする。
  3. (3)サポート券の有効期限は原則発行日から6ヶ月とする。
  4. (4)サポート券の権利を他者に譲渡することはできない。

      交付対象者の調査確認

      交付金対象者の事情変更により、交付されたサポート券が有効に活用されていないことが判明した場合、調査の上返還してもらうことができる。

      交付金返還

      緊急避難的子育て支援であるため、状況が改善した際には返還することができる。

      報告書等提出

      報告書等の提出を求められたら、速やかに提出するものとする。

      その他

      本要綱に定めのない事項は、てぃーだ基金運営委員会で協議のうえ別に定めるものとする。
      附則 この要綱は2006年9月1日から適用する。

      てぃーだ基金(チケット)を受けることができる団体(規定)

      沖縄県ファミリーサポートセンター連絡協議会に加盟している団体
          [1]各市町村ファミリーサポートセンター
          [2]子育て支援NPO・団体等

      ※推薦のあったものについては、基金設立目的の適合等審査の上決定する。

      よくある質問

      「てぃーだ基金」事業ってどうして出来たの?いつ頃できたの?
      センター活動は有償(1時間600円~700円)のシステムであり、費用の払える方が対象者ですが、沖縄の子育て環境は経済的困窮の親や子育てを支える資源の不足が顕著である。子育て中に手助けできる人が身近にいない、低賃金労働や失業状態の親、保育施設が見つからない等の状況が生じているため、支援体制が必須の状況。
      沖縄市ファミリーサポートセンター設立が平成15年2月~、その当時から問題発見した、見て見ぬふり出来ない私の性分がこの事業を始めるきっかけとなる。(3年間はアドバイザーの立て替え払い&サポーターの無償活動)
      実績:発行枚数(支払い金額) 約10,000枚(6,000,000円)
      利用したい時どうしたらよいですか?(どんな手続きが必要ですか?)
      お住まいのファミリーサポートセンターで会員登録して下さい。利用したい活動内容を伝えると同時に謝礼金のこともアドバイザーに相談して下さい。センターから申請書がNPO事務局に送付されます。NPO事務局が決定・依頼会員に発行する仕組みです。活動後依頼会員が提供会員に謝礼金をチケットで支払う。提供会員(サポータ―)がセンター≪NPO事務局≫で、現金に変える仕組み。
      ※沖縄県ファミリーサポートセンター連絡協議会加盟団体であることが条件
      具体的な活動事例を教えて!

      (例1)《母親の病気入院で緊急に子ども預かりが必要なケース》
      父親のアルバイト収入で生計維持しているので、費用が払えない、父母とも障がいがあり、障害年金で生計をたてている等

      (例2)《専門機関との連携のケース》
      夜間預かり等依頼していた若い母親に虐待の疑いが有り、専門機関に通報後 調査(相談)期間に預かったケース

      (例3)《仕事と育児の両立に関するケース》
      父母ともに失業中や母親が就職活動中に子どもを預けたい・昼夜働く母子家庭の子どもの夜間預かりの際に、子ども3名預かる際の費用等

      てぃーだ基金事業は、どのように役立っていますか?
      1、虐待の未然防止に役立つ、
      2、仕事継続のため、就職活動が行えることで自立に繋がる
      3、親の切迫した事情(親や子供の病気等)緊急的支援ができる
      (費用の支払いできるか否かを考えず活動を始める事が救急支援に役立つ)
      4、会員同士の信頼関係ができ、相談事業に繋がることで重症化せずに済むことがある。
      5.サポーターのボランティア力を引き出すことができる。

      ≪エピソード≫
      子ども(2か月)を連れた母子の駆け込み支援活動を行い、「費用はてぃーだ基金で賄っているので心配しないで」という声掛けをしたら、大泣きした母親が「こんな親切な方(仕組み)がいて命拾いしたので、この出来事を子どもの二十歳(大人)の誕生日に必ず話したい」という言葉が忘れられない(類似ケース3件)・提供会員になって恩返ししたい等(9~10名)

      問題点や課題がありますか?
      1、センター数が増加すると申請者数も自ずと増加するが、会費はなかなか増えないので基金が不足すること
      2、使用目的の違う相談(依頼)がある
      保育料、給食費、修学旅行費補助にも出して欲しいという相談がある
      3、利用者の中から、「焼け石に水」で、少なすぎるという苦情
      4、「チケット発行の基準が曖昧である」という批判あり
      ※説明
      ●制度の隙間を埋める活動の特徴があり、柔軟性が行政の仕組みと違うこと
      ●緊急性に対応し、行政サービスへ繋ぐこと
      ●親の経済的自立・精神的自立をそっと支えること

      ※このような状況が生じる背景
      ●沖縄の子育て家庭の実態が適切に把握されていない
      ●沖縄の児童福祉施策が不十分と考えられる
      ●親(家族)も含めた支援体制への認識不足等
      • contact
      • contact

コンテンツメニュー

ページの上部へ